弊社の代表取締役の下山雄司について

下山雄司創業してこの20年ほど。ほとんど表に出ることがない中で、弊社の下山は、日本のレストランシーンで時代やブームを牽引し続けてきました。
1999年白金にオープンしたのが、弊社の発祥でもある、薪窯で焼く本格的なナポリピッツァのピッツェリア「イゾラ」です。また本場さながらのスペインバルとして、銀座の「ペロ」と丸の内の「ムイ」を続けてオープン。その後に両者とも日本に空前のブームが到来して、次々とピッツェリアやスペインバルが増えていきました。
平行して下山は、2000年代はじめに、日本では知られていないスペインとイタリアのミシュラン星付きのレストランやシェフと提携して、東京にレストランをオープン。このような海外のシェフと提携するレストランも、その後にどんどんと日本に増えていきました。
また「ミシュランガイド」の日本上陸。東京版の「ミシュランガイド」初年度が発刊した2008年には、世界最年少の日本人3ツ星シェフ、「カンテサンス」岸田周三シェフが誕生した影の立役者でした(※「カンテサンス」は開店した2006年4月~2011年3月まで弊社が経営)。今や東京、そして日本は、最も注目を浴びる美食の街、国として、世界中から脚光を広く浴び続けています。
ひと処に留まることなく、独自の視点や発想で、この20年ほど、日本のレストランシーンの一端を担ってきた下山。その下山が次に手掛けるのが、このかつて類を見ない世界規模のレストランプロジェクト「COOK JAPAN PROJECT」です。

MESSAGE

2020年のオリンピックを目前に世界の注目日本に集まっている。
食の世界でも同じことが起きており、世界中のスターシェフたちが今まで以上に日本や日本の食材に興味を持ち、知りたい感じている。

一方で、世界にはまだ日本の知らないすごい料理人がたくさんいる。
例えば南米はこれまで食が豊かな土地ではなかった。しかし今では、世界のレストランランキングの上位にランクインする素晴らしいレストランが増えている。
そしてそれによって全く新しいガストロノミームーブメントが起きている。

例えばペルーには、世界のベストレストラン50で世界ランク6位の「Central」というレストランができ、それまでは、リマはマチュピチュに行くための経由地でしかなかったのが、今では「Central」の予約を取ってからフライトを予約するというような目的地になった。
また南米全体で、これまで見過ごされてきた、先住民の食やその土地に古代から根付く食材を発見し、耕し、収穫しながらサスティナブルな循環を生み出そうというムーブメントが起きており、そのリーダーをシェフたちが担っている。

また、スペインでは伝説の店と謳われた「El Bulli(エル・ブジ)」以降も、新しい感性を持った素晴らしいシェフが続々と育っており、その層の厚さは今では世界屈指とも言われている。このようなシェフをはじめ、まだ日本では知られていない、未発見の素晴らしいシェフたちも日本のみなさまに紹介したいと考えた。

「世界のスターシェフたちが日本を発見し、日本が世界のスターシェフを発見する」

これがこのプロジェクトのテーマでもある。
そういう面白いことができれば、日本にとっても世界にとっても新しい出会いが生まれ、それがまた新しいダイナミズムをうみだすのではないかと思った。またこのプロジェクトが世界の料理界における日本の存在感をさらに高めてくれるのでないかと信じている。

これらの条件がそろった今だからこそ実現できるレストランプロジェクト。
皆様にもご来店いただき、世界のスターシェフの料理をお楽しみいただければ幸いです。

株式会社グラナダ 代表取締役 下山 雄司

下山雄司からのメッセージ

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